神仏にご挨拶、そして元旦祝詞

いちお、今日で納めで、ちょっとゆっくりしたいかな
でも、何かしてないと気が済まない性分です

今年、生きてこれたのも皆様の温かいご支援だと
あらためて感謝申し上げます。

今日は1年、お世話になった仏様と神様が眠る龍王に
導きの御礼を申し上げに行ってきました

またお不動さん数珠のご縁もいただきましたので
その御礼もかねて・・・

来年は、あらたに身・口・意を意識し明るく前向きに
行けますよう、皆々様と一緒のつもりで礼拝してきました。

 

次も行きましたのは八大龍王

この地は神が宿る地として、しだれ桜がご神木です
数々の修行僧が行をされたところでもあり
特に病に神徳がある場所で崇敬者も多く、知る人ぞ知るという

石碑の下には「椿紋」で高貴なお姫様が眠っていらっしゃいます
ここも、八大龍王数珠のご縁をいただいてるので
御礼もかねました。

「南無妙法蓮華経」

この南無は仏様に帰依しますと言う意味ですが
「仏の心を取り戻します」という示しが隠されています。

また妙法蓮華経は広く、有名なのが観世音菩薩普門品
いわゆる、観音経

ですので特定されたものではありません。
この経を読み上げると心は豊かになります

さて、明日は30日で大祓の日ですね

そして大晦日を幸せに過ごし、元旦は喜びで目覚めます

目覚めたら、「おめでとうございます」と一番に口を発します

そして、神様に元旦祝詞を奏上します。
神棚がない方は東に向いて行ってください

 

元旦祝詞

(現、漢字・ひらがなで書きます)

令和4年と 改まれる年の始めの 朝日の 豊坂登に

かけまくも 畏き 〇〇大神(氏神)または天照大神の大前を

慎み敬い 常にも仕え奉る 自分の家氏(〇〇家)

ゆまはり 清まはり これの 御殿(みあらか)を

厳(いつ)の磐境(いわさか)と 祓い清め いやしろの みてぐらと

讃え奉る

ゆきの 大神酒を 言和(こととぐし) 恵みと 恵み恵みに

うずの 大御膳(おおみけ)を 高杯(たかつき)の 弥高々に

汁にも 米(よね)にも 赤丹(あかに)の穂に 聞食て(きこしめして)

皇美麻命(すめみまのみこと) の 大御世(おほみよ)は

衝立(つきたて)る 門松の 堅石(かきは)に 常石(ときは)に

変わることなく いみ竹の 千代に 八千代に 立ち栄えゆべく

斎奉り(いわいまつり) 氏神敷き座(ませ)る 氏子(〇〇家)の

親族(うからやから) は 捧げ奉る 餅の 鏡心 足いに(たらいに)

吉事(よごと) 重ね締め給い 若水の 弥栄に

引神縄(ひくしめ)の  年の緒長く 令(しめ)

仕え 奉給え(まつたまえ)と 畏美(かしこみ) 畏美母(かしこみも)

讃え事 讃え 奉良久(まつらく)と 白須(まをす)

元旦祝詞を奏上しましたら、まず自分の二十八宿星の名を発してください

その後に儀式を知ってる方は行って元旦の儀式が終了で上々です。

この中で特に印象深いのが赤丹(あかに)の穂です

今で言う赤飯です。

古代は赤米がご飯です

毎月28日はお不動さんに赤飯をお供えします
本来は赤米なんですが田舎では売っていますが少量販売で貴重な穀類ですので

やがて小豆を使うようになりました

そして、栗橋で雑煮や赤飯を食べます

今日、入手した栗の木の枝です
作るの忘れてたので、急ぎ、山に取りにいきました

取るとは言っても風で折れて落ちた枝に神徳があります
神が降臨したデス。

栗の木は硬くて強い事から、やりくり、勝くりで縁起が良いです
また、栗には神が栗る(来る)から幸福をもたらすという意味があります。

そして、その栗箸を箸袋(赤・白=折り紙で良い)に入れ
(箸袋は上が赤、下が白)

大晦日に家主(家長)が家族の名前を白い方に書き入れ
家長は家長と書く(家族の名前は下の名)

そして箸を入れて神棚に供えて置く。

元旦、朝に家長が取り、家族に渡す

古代からの習わしで正月三が日間使います

使い終わればしめ縄と一緒にお炊き上げ、または箸に塩を振り
普通に処分するか、土に返す。

博多が発祥とも云われています・・・
特に受験生は正月三が日使う事は「勝栗」で合格おめでとうです。

皆様、今年もありがとうございました

喜び始まる明るい年をお迎えください

来年、1月は日を選んで

また幸せと喜びをお届けします

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