慈悲と言えば、愛情、優しい、包みこまれる 色々とイメージすると思います
特に南無観世音菩薩に手を合わせた時、何だかそう思いますね
でも、慈悲というものは色んな応用があります
お釈迦様が言われる、他人に利益(くどく)を与えるは慈悲の慈
他人の不利益を取り除いてあげるのが慈悲の悲
これを使います・・・
人間関係、悩んだり、イラっと来たりあると思います
そんな時は
先日、お釈迦様の花の日(お誕生日)に行けなかったので
今日、ご挨拶に
お釈迦様は生きもしない、死にもしないとおっしゃるでしょうが・・・
花の日という行事もありますので、どうぞ、おめでとうございます。
こんな感じでした
上の画像は観世音菩薩、不空成就如来化身
不空成就如来はお釈迦様の化身とも云われていますから
いつも何ていうか迷うのですがナムカンゼオーンボサ~ツと言っています
観世音菩薩は慈悲深い仏様とも云われますが
菩薩様に救われ、日々の営みに、もう苦しみはございませんと
一人の商人が金銀財宝をお布施したそうです・・・
菩薩様は慈悲で助けただけなので、御礼などいらないと固辞したそうです
商人が菩薩様に感謝の形を伝えたい、贈りたいと嘆いていた時
空から雲に乗って、お釈迦様が現れました
お釈迦様は菩薩に向かって
「菩薩よ受け取ってあげなさい、それも慈悲である」
それで、話がつき、めでたしとなったそうですが
お釈迦様が言われる通り
例えると
他人から指摘や注意を受けると、ちょっとイラっときたり
ましてや、口が悪い人であればなおさらです・・・
そんな時、相手が言う事を黙って聞いて
自分にとって、その話は利益かどうか、自分に役に立つかどうかを
考えると
相手は、どうあろうと、自分に利益を与えてます
その利益が、前々から悩んでた、気にしてた事であれば
その利益によって、不利益が取り除かれます
自分は「慈悲を受けた」という事です。
また、話の内容を自分は十分に熟知している場合
博多弁では
「そげん事、言われんでも、わかっとったい!」と思います
また「しゃーしかねぇ、しゃーしかったい!=うるさい」とも思います
それでも、わかりました、ありがとうございますと受け取ったら
あなたは、相手が言いたい、注意したい、指摘したいという欲望を
成立させたのだから、利益を与えた人になります。
また、同時に、相手に満足を与えたのだから不利益を
取り除いてあげた事になります
短気は損気と言います
慈悲を色んな場面で活用されてください
ナムカンゼオ~ンボサ~ツ。
※極力、それを意識していくと罪、穢れは薄くなり
やがて清められ、いつでも福がみずからやってきます
あの人はいつも、ニコニコして明るい、気持ちいい
そんな人は運も明るいのですね
オシャカサマ~
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