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鬼月に起こる、ちょっと怖い話
鬼月に起こる、ちょっと怖い話

鬼月に起こる、ちょっと怖い話

お隣さんから、松葉ボタンをいただきました
落ち着いてキレイな花です
今がシーズンだそうです

花言葉は「無邪気・可憐」なんか夏っぽいですね・・・

鬼月(おにづき)とは北東の丑寅金神と言われる方角から入って来る「鬼門」
鬼門は北西に抜けていきます

これを季節で言うと、2月の節分です。丑寅の分かれ目

そして、その方角に対中するのが「未申」でお盆がピークですね

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本来なら、邪気は抜けていくのですが、ちょうどこの季節は
霊界の暗黒の扉が開く時

暗闇にいる、苦しむ霊達が善霊と共にこの世に帰ってきます

時間が過ぎると霊達は送り火によって、この世の人達から
あの世に戻されます

温かい火によって・・・霊達から見れば神仏の光になります

しかし・・・いるんですね、どこの世でも・・・

邪な霊が。

また暗闇に、苦しみの世界に戻りたくないので
扉が開いて、この世に戻ってきた瞬間

スキをみて、人間に憑依します

憑依して、魂を取り上げ

代わりに、暗闇の世界に行ってもらう為とか

憑依したまま、帰らず過ごすとか

不浄の霊は冷たい場所、冷えたところに、へばりついています

子供の頃、夏休みで、じいさん、ばあさんから

壁によりかかるなと、よく言われてました
また、海、川、水辺、山には行くな

むやみに夜は外で出歩かない

こんな話は、よく聞いたものです

霊は冷えた所にいるのが特徴で

暗黒の世界は、霊は身動きできません。
しかし、1年に1回、自分がいた場所から戻ってくる

それが海だったり、川だったりする訳です

元の場所に帰らない霊は常に、このよの中に今でも
浮遊しています

ですから、新しい分け目の時が始まる時に鬼は外! と
豆をまくのです

これから、禍や悪い事がないようにと願ってのことです

そして、お盆はなくなった霊達に真摯に弔ってあげる事で

この対中が何事もなく無難に、実りを秋に向かって

また時間が動くわけです。

日本の風習は祭りにしても、霊と共に
過ごしているんですね

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