鬼月に起こる、ちょっと怖い話

お隣さんから、松葉ボタンをいただきました
落ち着いてキレイな花です
今がシーズンだそうです

花言葉は「無邪気・可憐」なんか夏っぽいですね・・・

鬼月(おにづき)とは北東の丑寅金神と言われる方角から入って来る「鬼門」
鬼門は北西に抜けていきます

これを季節で言うと、2月の節分です。丑寅の分かれ目

そして、その方角に対中するのが「未申」でお盆がピークですね

明気のお盆

2022年7月26日

本来なら、邪気は抜けていくのですが、ちょうどこの季節は
霊界の暗黒の扉が開く時

暗闇にいる、苦しむ霊達が善霊と共にこの世に帰ってきます

時間が過ぎると霊達は送り火によって、この世の人達から
あの世に戻されます

温かい火によって・・・霊達から見れば神仏の光になります

しかし・・・いるんですね、どこの世でも・・・

邪な霊が。

また暗闇に、苦しみの世界に戻りたくないので
扉が開いて、この世に戻ってきた瞬間

スキをみて、人間に憑依します

憑依して、魂を取り上げ

代わりに、暗闇の世界に行ってもらう為とか

憑依したまま、帰らず過ごすとか

不浄の霊は冷たい場所、冷えたところに、へばりついています

子供の頃、夏休みで、じいさん、ばあさんから

壁によりかかるなと、よく言われてました
また、海、川、水辺、山には行くな

むやみに夜は外で出歩かない

こんな話は、よく聞いたものです

霊は冷えた所にいるのが特徴で

暗黒の世界は、霊は身動きできません。
しかし、1年に1回、自分がいた場所から戻ってくる

それが海だったり、川だったりする訳です

元の場所に帰らない霊は常に、このよの中に今でも
浮遊しています

ですから、新しい分け目の時が始まる時に鬼は外! と
豆をまくのです

これから、禍や悪い事がないようにと願ってのことです

そして、お盆はなくなった霊達に真摯に弔ってあげる事で

この対中が何事もなく無難に、実りを秋に向かって

また時間が動くわけです。

日本の風習は祭りにしても、霊と共に
過ごしているんですね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です