天之八重雲

大祓詞(祝詞)または中臣祓詞と言います。
その中の一節にあります

天磐座放千

天之八重雲平 伊頭乃千別仁 千別天

天降利 依志奉支 如比依志 奉志

あめの いわくらはなち
あめの やえぐもを いつのちわきにちわきて
あまくだし よさし まつりき かくよさしまつりし。

これは天の神の教えの一つで

「天の道(神道)には二つの道(心)は無く、一つの道(心)である」

その意味は

その昔、天の八重雲が開かぬ時、太古の時代は全ての物事は
自然と成り立っていた

人民は偽る事なく、嵐・雨は時々に降り。寒暑は定まり、穀物野菜はよく育ち
人民は穏やかに過ごし、神の御心も楽しんだ。

天の道は全てが素朴(自然)であった

文武も天の道より降り、四季の中に自然に治まった
文(美しみ)は春の草木を生み、武(たけみ)は秋の木枯らしとなる。
これにより、国土は安定を保ち安らかとなる。

人民は天を敬い、人の道を成せば、神の御心が宿ります
人民が天に背けば、神の御心は悲しみます。

人民は神の身体であり、神は人民の心である
身体は心を宿し、心は身体を管理する事で皇神が宿り御座します。

祝詞を聞いたり、言ったりすれば何かスッキリという事は
自然と天の教えが込められています。

一節を抜粋して神代文字のお飾りにしました。

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