山に入る時、楽山という楽しみ方がある
登山を楽しむ、自然の気をいただく
ちょうど、今は山菜採りで山に入られる方もおいでですね
入る前は守らなければいけない事があります
もしや、命にもかかわる事です
ですから、私はその掟は守っています
山裾入口にさしかかると 必ず一礼二拍手合掌を行います
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合掌しながら、神様にこう言います
神様、中に入ります(登山します)どうぞお許しください
そして下山したら、出口(元の場所)で一礼する
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皆さん、ご存じのように山には山の神に
聖霊に、獣霊や本物の獣までいます
そして、山に存在するもの、石ころや草木に至るまで霊がかかってます
これが山です
神と崇められる由縁です
そんな山で持って帰る(貰って帰る)ものは一切ありません
それだけ山というのは神聖な場所です
ですから山菜採りは私はたとえ欲しくてもしません
別にいただいてもいいのです
許されるのは山の持ち主
先程、書いたように礼を通す人
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何も考えずに山に入ったり、動植物を取れば何らか
禍を受ける場合があるからです
特に植物は厳しい
草木あっての山ですから、神様は大切にされています
ですから入口ご挨拶後、採る時は「美味しくいただきます」と
言うのが礼儀です
ただ、霊泉とかあります
わずかなお金で、また施しなく
20L入れ物に何個も水を汲む方もおいでです
水は自然と溜まりますが
たくさん、持って帰るという根性が嫌いですね
山菜にしても同じです
家族がその日、食べる分以外にお隣さんへ
誰誰さんにと大量に採っていくのも嫌いです
山の祠に相応の祝いを奉納か
そういう場所がなければ、前もって
近隣の氏神神社に山で山菜をたくさんいただきたいのでと
相応をご奉納する心が安全を導いてくれます
(氏神様に山神に伝えてもらう礼の奉納する)
何も思わず、山に入り礼も通さず
植物の命を取れば、ましてや大量となると
神様はお怒りになられると思います
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これを国津罪と言って
祝詞の一番目に出てきます
生きの肌断ちの一つであります
食べ物を盗る罪は重いのです
何らかの事情で山の食をいただかないと
食べ物がない場合は考慮してくれます
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自分が大事に庭で育てた野菜を誰か知らない人が
取っていくと同じ事だと思います
ですから、山で石ころ一つ持って帰りません
逆に登山させていただいた御礼を申し上げる所がないか
探してしまいます。