御霊分け(文と武)の正しき秩序

「御霊磨かれ世、同じ繰り返すぞ」

十一に曰く、功と過(あやまち)を明らかに察(み)て、賞罰を必ず当てよ。

これは、(官職の)功績と過失を明確に調べて、必ず賞と罰を与えなければならない。

近頃は、賞が功績に基づいて、罰が罪に基づいて(適正に)与えられていない。

政務を執行する群卿(高位役人)は、賞罰を適正明確に与えなければならない。

信賞必罰

上は下を見下し、下は上と見ず、立場をわきまえず宮にも、申す

地たる進化は是を見逃し、己の利益、権力を保とうとする

今からおよそ600年前に聖徳太子が推古天皇時代

十七条憲法 (じゅうしちじょうけんぽう)が始まりました

2021年11月19日に世界的に起こります

「部分月食」 11月19日の部分月食は、日本を含む東アジアや太平洋地域や

オーストラリア、南北アメリカ大陸などいろんな場所で観測できます

これはどういう事かというと 600年に1度

太陽が調子に乗った月を戒めるという事です

たぶん、スピリチュアルの人たちは月の最大パワーとか

エネルギーチェンジとか言うかもしれませんが

それは別にいいとして

わたしは観ません 避けます

十七条憲法は世の秩序が乱れ過ぎた為、法を持つ国とするです

その中で一番、思い入れあるのが2つ

一、曰く

和を尊重し、争わないことを主義としなさい。

人は皆、党派を作り(物事の)熟達者は常に少ない。

そのため君主や父親に従わなかったり、近隣と考えが相違したりもする。

しかし、上の者も和やかに、下の者も睦まじく、物事を議論して内容を整えていけば

自然と物事の道理に適うようになるし、何事も成し遂げられるようになる。

十一、曰く

怒りや恨みを捨て人と考えが違うことを怒るな。

人には皆心があり、各々のこだわり(執着)があるのだから

相手はよくても自分はよくないこともあれば、自分はよくても相手はよくないこともある。

自分が必ず優れているわけでも、相手が必ず愚かなわけでもない。どちら凡人なのであり

是非を決定できる優越性なども無く

共に賢さと愚かさを併せ持つのは一体的である。

相手が怒ったとしても、かえって自分に過失が無かったか振り返り

また自分一人の考えがあったとしても人々の意見を聞き入れて協調して振る舞いなさい。

それで月食・憲法と何の関係があるの?

月は臣下をあらわし「地」を示します

地を照らすのは「太陽=日」・「月」・「星」です

19日は満月になります。

その満月に月が欠けるのです

日本では部分ですので多少の影響はありますが

外国は大きいと観ます

世界はこの日を境に変わり始めます

特に来年、2022年の1月と2月はまた60年に一度が来ます

ここが最初の要かもしれません

それで2つの事を書いてみます

 

月が欠けるとは

・月が欠ける天の示し

・私は見ない理由

・2022年の1月と2月の事

それともう1つ、今月二十三日に新嘗祭が行われます

以前、前ブログに書いており、家庭でもささやかでも天に感謝を

申し上げる大事な日。

これは祝詞を後日、公開致します。

そして元旦祝詞(一月一日)に天に祝いを奏上します。

その後に大切な儀式があります。

今回、月食で天の示しがある以上、その大切な「大切な儀式」を

毎朝、時間があれば3分程で終わりますから

明日からでも行うと

あっあれしてるから何か違う(良い方に)と

肌で実感できると思います。

私も改めて行うようにしています

前、記事にもしましたが七十二霊符を書いて家に置きました

置いて3日目で言葉にはあらわせない気の流れが違います

霊符大富貴のお話

2021年11月16日

これに儀式を合わせて行っていたのですが

ただ、普通に大事だからまた始めようという感覚だったのですが

禊が始まりました。

2日調子悪く寝込んだりもしましたが禊晴れで今は快調です。

塵、埃が心身にあったんですね・・・ついでに精神も掃除されました

思えば強制的に・・・

2つめは

大事な儀式

・一日一回、三分間だけ

慣れると楽しみになってきます

(それは日々の感覚が良い方向に違うと分かるから)

ご興味ございましたらご購読くださいませ。

 

 

 

皆、おのれの権利、主張ばかりです

 

 

月が欠けるのは、これは神書(二)そのものでもあります。

月は満月になる事で自分を振り返り、見直す為に自ら欠けていくのが

自然の道理です。

その月というのは(地=臣:民)の思い上がりを振り返らず太陽よりも

上を抜こうとする天の怒りであり、下は下の立場に置いて上を敬い

また目指し、成長する事が天の道理です。

今の人の心を覗いてみてください

聖徳太子はこの道理を人民に広げようとしたのです。

ところがどうでしょうか。皆我が事ばかり

人に寄り添い奉仕、慈愛を忘れ

共に明るさを目指そうという気持ちの力は少なく

主義・主張を繰り返し放漫となっています。

その質量が大きくなれば世は崩壊します。

家庭が1つ、正道に進めば増え

自然と流れは進み大きくなり思いの世となるは

すでに八意思兼~天照~聖徳太子へと繋がれました

今回、600年に1度はまた同じカタチは違えど変革が

世界的に始まります。

また2022年1月と2月は同じ干支が年と月にきます

これは約60年に一度です

この時、何があったかケネディーが世界を救いました。

その前の60年はその種が生まれました。

日本はまだ精神は高きにありますので多少の影響は受けども

天が太陽を抜こうとする月にお叱りをする場面です

しかし、天の慈悲により一気にではなく徐々に

知らし召されます。

そんな時に御祭り騒ぎみたいに月食を観てはいけないと理解しています。

黙って家に帰り真摯に謙虚に一晩をお過ごしが

やがて大吉となるでしょう

これを晴れの日の朝と言います。

天が月に禊をさせていく始まりです。

真摯に謙虚に過ごした、これを読んだ方は

晴れの朝日から、必ずという訳ではありません

行事を日々心掛けでいいのです

行ってみてください

必ず何かが変わります。

そして、日々行う行事は元旦の朝すれば

一年、大は中に中は小難、無難となり良い年の始めと

なる事と思います。

 

朝、身支度整え

東に、二礼二拍手し、手を目線上に合わせ下記の言葉を言う

(東の天地の気を受け福寿光無量:ふくじゅこうむりょう)三回言う

次に左周りに西を向き、二礼二拍手し、手を目線上に合わせ同じ言霊を言う

次にそのまま左に回転し南を向いて、二礼二拍手し、手を目線上に合わせ同じ言霊を言う

次にそのまま左に回転し北を向いて、二礼二拍手し、手を目線上に合わせ同じ言霊を言う

神棚があり、祝詞を唱えてる方はこの行事が終わって通常通りにしてください。

一連の「礼」で東西南北の皇神をお参りした事になります。

一月一日だけは元旦祝詞が先です

これを四方拝と言い、天皇陛下は元旦明朝四時に国民、国の災いを背負い

皆が健康で豊かに暮らせるよう天照大神に祈りを捧げていらっしゃいます。

一月一日祝詞の後に四方拝を行っています。

記号の渦紋は天(宇宙)の息吹をたとえたカタチです。

逆に右周りは天への感謝としての記号です。

古代人は何もない野原や海や巨石や朝日に向かって

神と捉え一日を過ごし夜の月あかりで一日を終えていました。

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