もちろん、他人も観る事ができます
上の画像は「陰占:いんせん」と言い 算命学では基本中の基本です。
この基本を知っておくと、あっあの人はこんな人なんだな・・・ と、
ある意味、割り切って、人間関係に悩む事も少なくなります。
もう1つ、仙術があって、「心(精神)の特性を観る=思考手段」これを
「陽占=ようせん」と言います。
しかし、陰占が理解できれば、すべてが分かります
と、いうのは陽占は陰占から導き出すからです。
今回、陰占で自分を鑑定(他人も鑑定)簡単にワンポイントで観る
方法を伝授します。
ちなみに本屋で市販されてる算命学の本は主に陽占ばかり書かれて
実践的ではありません
極端に言うと、心の特性だけ観ても何の進展もないと理解しています
ですから陰占を極めてない占い師は、アドバイスに際し、自身の観念で
鑑定される方も多いようです(霊感的に濁したり、カードに頼ったり・・・)
陰占は理論であり、宇宙の理であり、万物の法でもあります
それで、どういった事が分かるかと言うと「すべて」
膨大な手法があるので主な事を伝授しますね
・自身(他人)の性質(万物に例える方法)
・その生き方(最もキラキラする)
天からいただいた使命を全うする生き方
・時間による運気の上昇、下降
これだけ知っていれば、現実社会をよく観察し充実した日々が過ごせます
また、もっと深く知りたいという気持ちになり
これが陰占の不思議な所
そして9元の占いではなく、理論がある28元法でもあります
キャッチ画像は例題です
仙術の方法手順を伝授します
但し、理解の仕方、手順ですので、自身の頭で最終的には
思考する事です
そのかわり、真剣に理解しようとこの記事を読むと
なるほど~わかったぁーとなります
そこに気づけば、あとは簡単です。もっと深く理解に入る事は
可能です。挑戦してみませんか?
師につくと、いずれ必ず、この方法で鍛えられます
この画像は
例題です
例えば、こんな感じで例題質問が師から問われます
「この人はどんな性質(万物)ですか?
そして、その万物に適する生き方を解答しなさい」
いきなり、こんなん出されてもチンプンカンプンですよね
ですから、左端の上下の干と支の特性を書き出して覚えてください
(ネットで拾えます)
(絶対条件)空間の中にいる自身は支(えと)の時間に支配されるという事
そして、日・月・年の役割(何を意味するか)を理解してください
それが下の画像です(画像1)
「どんな性質の人なのか答えなさい」
陰占では必ずここを観ます。それが下の画像です(画像2)
「日干・月支を観るのが基本です」
日干は何でしょうか? 丙ですね、丙は太陽です
その意味は(ネットで収集できます)明るく大らか、行動力あり、奉仕の人
リーダー、感情豊か、明るさを人に与える
月支は何でしょうか? 子ですね(ねずみ)
その意味は、行動は知恵で進む、蓄積と放出を繰り返す
人生の波は相当に激しい、子供運良好で子に頼られる
子がいない人は財に恵まれる
それで、この人は
でも、これだけじゃ、まだ表現が不足します
太陽は太陽でも季節によって輝きが違います
そこで、下の画像を活用します(画像3)
この人の月支は「子」です
子の位置は北の位置で冬ですね
ですから、冬の太陽さんになる訳です
そして、ここで思考が大事です
古代人は自然と共に分かち合い過ごしてきましたのでよく理解しています
つまり、冬の太陽
冬は寒い、雲が出てる時が多く、滅多に晴れ間はない
人は今日は寒いね、どっか温かい所に行こうか?になりますよね
感がいい人は、ここで分かるはずです
寒い時に出てくる太陽は暖かく、気持ちが落ち着く
人々は、冬の太陽を有難く受ける
ですから、この人は優しく、人に光を与えてくれる人
ここで万物が判明しました
次に、「太陽以外に与えられてる使命を解答しなさい」
それは、月干、年干を観ます
月干=庚(金性)庚は石、鉄鉱石、刀(鍛えられて光る存在)
つまり、苦労や苦難がつきもの
年干=辛(金性)辛は美意識、プライド、真面目、華やか、完全主義
つまり、磨かれてなんぼ、キラキラしてないといけない
最終的に「「どんな性質の人なのか答えなさい」」
この人は優しく、人に光を与える人で、その人生は
苦労が絶えないが、乗り越える事によって中に眠る宝石のような
美・プライド・華やかを得るような性質の持ち主
しかし、丑(蓄積)が来ています・・・その道は長い
大器晩成型でしょうな・・・
「最適な生き方を解答しなさい」神様がこの世で与えた使命
性質の通り、心が寒い人、弱ってる人がいれば
太陽のように分け隔てなく、人に接してあげなさい
そして、苦労や困難は耐え忍び乗り越え
最後には輝く日を勝ち取りなさい
これが生き方であり、神様が人間としてこの世に
天下らせた意思です。
性質は分かりました。じゃどんな人?持ってる心の癖みたいなもの
それは五行(木・火・土・金・水=もっかどこんすい)で分かります
画像2をご参照ください
自身の心である「日干」を基準に月・年を観ます
日=火 月=金 年=金
火剋金(かこくきん)火は金を剋す。つまり金を溶かす
自分(火)が目下、目上を剋すという事(関係)は相手に
存在を気づかせる為に引力となるので、良く見られたうが為に優しくする
愛情奉仕ですね
次に「日支、月支、年支」を観ます
日支=水性 月支=水性 年支=土星
日干は丙で「火」ですから
水剋火(すいこくか)水は火を消す。火の存在をなくす
火は消されまいとして、攻撃に出る
つまり、自身の心や配偶者に対して自然に厳しくなる事から
家系との縁も薄くなると観れます
相生、相剋の関係はご自身で学んでください。
そして、この人の全体の五行を観てみます
それも画像2が参照です。下にまた貼りました
表の中で存在する五行は「火・土・金・水」の4つです
木=0 仁徳、守備
火=1 伝達、礼徳
土=1 引力、信徳
金=2 攻撃、義徳
水=2 習得、智慧
五行は五つあって五行と言います。すべて揃ってる人は人生安定の方向です。
しかし、木が0ですね
でも他、4つあり数字も2が2つあります
つまり、自分の中では、安定しているが社会では人情、協調性に欠ける
これを補うには目標持ったり、色んな人と接する事で火が増えて動き出し
やがて木が0を補います
また、木の力を得るには守護神が必要です
そこには、日干の丙に戻ります。冬の太陽でしたね
冬の太陽を万物の力で輝かせる干は何かというと「壬」です
壬は大海をあらわします。海に照らす太陽は逆に海から照らされます
これを行動にあらわすと
「どうしたら良いか」
丙×壬となり、丙=火性、壬=水性で水剋火となり刺激を受ける事から
ここから陽占となりますが車騎星(行動力)をつける事で運勢が上昇します
ただやみくもに、行動ではなく智慧(壬)をもって行動する。
また、日干が壬となる人は守護者とも言えます
「運気の上昇下降、相性などがある」
これは季節、人間、食べ物も関連します
それは干支の「支」で観ます。時間です。人間は時間に左右されます
この人の
日支=子 月支=子 年支=丑
画像3をご参照ください
子と対中(対立)するのは「午」
算命学上、午年、午月、午日は対立しますからエネルギーを損ないます
また、丑の対中するのは「未」
未年、羊月、羊日、ここも同じですから体調崩しやすく無理しない
総合として、夏ですので
暑さに弱い、夏の作物はあまり好まない傾向
そして、午年、羊年の人とは、あまり接点がない傾向(本能で避ける)
恋愛、結婚はまず、ここを観ます
いかがでしたでしょうか、ちょっと難しかったでしょうか?
1つ1つ、じっくり見て学んでいくと、それに慣れてきます
私も最初はチンプンカンプンでしたけど
あっわかった、なるほどと、なったら
後は早かったです。
ですから、日干、月支と五行が要です
今回の説明に支に潜む(蔵干)まで観ると28元法になり
最高峰の占いになりますが、今回分でも鑑定師でも意外に
知らない人が多いと思います
今日、書いた分と28元法まで知るには約1年かかります
28元に次は位相法というのがあり、天が持たせた
陰占とは別の宿命を判別し、その作用はどこで働くのか
運気の上昇、下降、災難などが分かります
これは天中殺の時期を知っていれば、何とか回避できます
天のお示しのままに・・・
どうぞ、参考にされてください。
春生まれの乙(木性)さん
活発で芽吹きの草花であちら、こちらで草花を咲かせる為
人も動物も野に出る。
人間で言うと活発で和合協調、誰とでも仲良くなれる傾向
特長として外面は合わせられるけど、内面は頑固。
※万物の自然な状態を観察して、それを人間にあてはめるのがコツです。
コメントを残す