火の神、金生の神(陰陽の戦い)魔除

今年は癸卯  

前半は癸(陰)、雨がゆっくりと水瓶に溜るように卯の活動(あらわ)になり

卯はマイナス(陰)で陰陽は融合しません

陰と陰、陽と陽の交互の年回り

癸はこのブログで何度も出て来てます、水をあらわし智慧を意味する

この干を持つ人はおよそ

生まれながらの智慧持ちで万民の為の智慧を出す人

いつも何かに対して熱心で習得意欲があり

尚且つ、丙(太陽=陽)も持っていれば、その習得した智慧は万民に

たくさんの人にですね、お世話する人、温かみという光や

その人と会うだけで、会話をするだけで心が癒される

そんな特徴があります

 

しかし、マイナス面も持っており、太陽なので、あまり陽を上げ過ぎると

煙たがれる要素もありますね

ですから五行は自然ではどうゆう状態、成長過程であるかで観れば

自然の特性が分かり、人の五行を出すと、その人柄が観れます

しかし、神仏は厳しいもので、

 

条件が与えられます、それが宿命です

また、家系や個人の因縁がオプションとして私達は生まれて来ています

これらが、社会つまり世界の星周りに当てはめると

癸卯である今年は前半はじわじわと現実世界のカタチがついてきます

癸ですから、ゆっくり、少しづつ表面化します

6月後半より、益々カタチがあらわれ水瓶の水も溜まっていきますね

水はお金も意味します、金は天下の回り物ですから・・・

もう1つ意味があるんですね、これはあまり知られてないと思います

それは「情報」です、陰ですから闇であり暗であり隠れたですね。

前半に書いてます「陰陽は融合しません」

こんな時は色んな問題が露出します、人々は錯乱し、入って来た情報は

本当か嘘か、正しいのか、あおりなのか見極めが必要ですね

ですから、温度(今の季節で言えば湿度)・風の強弱や匂い、太陽の陽加減

草木の色、香り・水の流れ、音・鳥の声、カラスの行動や声

歩くすれ違う人々の顔相や動き、しぐさ

そして言葉使い、態度、これで世の中の雰囲気が分かり

十善戒を守り、できるだけ平素にいるよう努めていますので

悪い事は起きない。自己の確信というか心神というか

  • 身業
    • 不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を殺さない。
    • 不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを自分のものとしない。
    • 不邪淫(ふじゃいん) 不倫など道徳に外れた関係を持たない。
  • 口業
    • 不妄語(ふもうご) 嘘をつかない。
    • 不綺語(ふきご) 中身の無い言葉を話さない。
    • 不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使わない。
    • 不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるようなことを言わない。
  • 意業
    • 不慳貪(ふけんどん) 激しい欲をいだかない。
    • 不瞋恚(ふしんに) 激しい怒りをいだかない。
    • 不邪見(ふじゃけん) を無視した、誤った見解を持たない。

月が変わると後戻りがありません

前半は陰の癸が先でしたが、後半は卯が動きますので

上に書いた要素が「あらわ」になっていきます

来年は干がリスタートします甲が来ます、時間の支は辰ですから

勢いがありますね

甲は高木、一本木でまっすぐ実直に伸びます

良いあわら、悪いあらわと分かれて本格的な二極化のスタート

勢いはどうなるか分かりませんが「繋がり・契り、約束・絆」を大事に

しなきゃいけない、何となくそう思います

そんな事、考えながら発掘仕事してると

命の息吹である火の神様の事を思い浮かべてると遺跡周辺の農道端で黒曜石を拾います

火吹くの悪を吐き出し、その名残が溶岩が黒曜石ですから

火の神である、加具土命・金山彦・荒神様。お不動さんの良い縁起もあり

魔除や光明の謂れの石でもあります

弥生中期の発掘してますから二千年以前のものです

この石は硬いです

やっぱスゴイなーと思いながらペンダントトップに出来るよう

穴を開けました

そのまま、カギとかにつけてもいいですね

しばらく手に握って仏行をしてみます

身・口・意は三密と言い、密教の基本です

神の教えと同じなので好きなんですね

南無大師遍照金剛

 

こないだ僧侶の末端修行の身でありながらスッポン料理食べました

焼肉も食べました・・・発掘仲間との懇親会でした

その日はお大師様、生誕1250年祭があったのですがいけませんでした

もちろん、師匠には内緒です

いちお、現実も大切にしなきゃと言い訳しております。

今度、二千年以上前の発掘土器がまだ地中に埋まってる写真を撮ってきます

スゴイですよぉー

 

合掌!

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